★24年前には広島も
1991年6月5日の大洋-広島戦(横浜)。同点で迎えた九回、大洋は一死満塁の好機。清水の打球は真上に飛び、球審は即座にインフィールドフライを宣告。打球は広島の捕手・達川の後ろに落下しワンバウンドで捕球後、本塁を踏み、一塁に送球。しかし三走の山崎が本塁を踏むと、球審がセーフのジェスチャー。併殺成立と思った達川は抗議したが、球審が説明。3-2で大洋がサヨナラ勝利をおさめた。
★審判も反省
試合後、審判員が状況を説明した。インフィールドフライを宣告した三塁塁審・丹波(審判員歴23年)は「明らかなインフィールドフライ。落ちてフェアゾーンで捕ったのでフェア。落ちてフランシスコが確保した時点で打者はアウト。あとはタッチプレー。(球審に)混乱もあったと思う」と話した。球審・福家(同13年)は「僕がもっとうまく選手に伝えていたらスムーズにいけた。もっと分かりやすくやっていれば…」と反省の言葉を口にした。
★珍ダブルプレー 2010年4月30日の阪神戦(甲子園)。三回一死二、三塁で、小笠原の二ゴロで飛び出した三走の坂本は三本間で挟まれて三塁に戻り、ベース上で二走の脇谷と鉢合わせ。野球規則では脇谷がアウトで、坂本もタッチされて併殺が成立。ルールを知らなかったと思われても仕方ないミスに原監督は「私が教えていなかったということ」
★走者とコーチが接触 今年4月30日の中日戦(東京ドーム)。七回無死二、三塁から実松の三ゴロで中日・高橋周が本塁悪送球。三走に続き、本塁を狙った二走の長野が三塁ベースコーチの勝呂コーチと接触した。野球規則7・09によりアウトを宣告された
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