「ホワイトデーに社長から『生まれて初めてお返しをします。いつも頑張っている姿を見ています』とポストカードをいただいたときは、すごくうれしかった。それを冷蔵庫に貼っていて、自分を後押ししてくれています」と少女のように笑う。
木村が目指すトップを聞くと、考えた末に「誰もが想像するトップにいつか立てたとしても、成功した気持ちにはならないと思う」と答えた。「『明日、女優の仕事がなくなるかも』という思いは今もあるし、とにかく目の前の課題をクリアして、昨日より今日の自分がいいと言える足跡を黙々とつけていきたい」と語る。
「おばあちゃんになっても女優を続ける?」と聞くと「どうだろう。結婚願望はもちろんありますし、今回母親役をやって子供もほしいと思った」と無邪気に笑う。
トップへと向かう足跡を、黙々と着実に残していくに違いない。
この記事をシェアする