【ニューヨーク29日(日本時間30日未明)】米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(26)が右手首の炎症と右前腕部の張りのため、15日間の故障者リスト(DL)に入った。球団が発表した。昨夏に靱帯の部分断裂が判明した右肘は、磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けて問題なかったが、米メディアは右肘手術に発展する可能性を指摘するなど、波紋は広がっている。
29日付のニューヨーク・ポスト(電子版)は「トミー・ジョン手術(靱帯の修復手術)をするときがきた」などと伝えた。28日付のニューヨーク・デーリー・ニューズ(電子版)は「キャッシュマンGMは、けががトミー・ジョン手術の前兆かもしれないと認めた」と説明。手術の可能性について、同GMの「誰も答えは知らない。そうなるかもしれない」とのコメントを紹介した。また、28日付のニューヨーク・タイムズ(電子版)は「右手首の痛みは、スプリットが引き起こしたのでは」と指摘。この日のボブルヘッド人形にかけ「本物の田中は今のところ景品(人形)並みに壊れやすく見える」と手厳しかった。
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