4回、和田監督ら阪神ベンチ。左は三振に倒れた江越=甲子園球場(撮影・岡田亮二) (セ・リーグ、阪神1-6DeNA、2回戦、DeNA2勝、8日、甲子園)
--岩本が初回のピンチをいい形で脱しただけに裏の攻撃で1本出ていれば流れが変わった
阪神・和田監督「そうやな。一、二回で主導権を握れなかったことで、岩本も苦しくなった。岩本もあそこで先頭打者出したからね」
--マートンは迷いが出ている
「そういうところだな。ストライクゾーンがあっていない。全部振りにいってしまっている。打席の中で冷静にならないとな」
--ゴメスは1本出て続けて打った
「唯一の収穫というか、状態が上向いている感じはあるよな」
--上本の状態は
「下から伸び上がっている感じだな」
--鳥谷が敬遠されて上本で勝負された
「鳥谷の状態がいいだけにな。立場が逆でもそうする可能性はあるしな。本来、上本は勝負強い選手なんだけどな。状態を上げるしかないしな」
--個々の状態の問題か、相手の対策か
「こっちの問題だな。みんながみんな悪いわけではないけどな。どうしても悪いところにチャンスがくる流れになっている。4連敗、ずっとビハインドで試合をやっているので重い感じになっているよな」
--打順を変えるのも状態を上げるひとつの方法
「もちろん、このままじゃいけないと思っている。なんらかの対策をとりたいと思っている」
--江越のプレーは
「ちょっとしたスキをついてくるよな。こっちはこっちでスキを与えたらあかん。あれだけじゃなくもう一つ二つあったから。器の広さを頭に入れた上で守っていかないとな」
--石崎がまた打たれた
「球自体は悪くないがストライク、ボールがはっきりしている。しぼられやすくなっている」
--またチャンスはある
「もちろん」
--梅野のリードは
「9回のうち、6回は点を取られているわけだからね。九回以外は全イニング得点圏に進められて、昨日も今日も同じ選手に打たれているからね。相当研究してかからんと。対策が甘いといわざるをえないな」
--これまで通り梅野を使う
「勝てる方法を考えないと」
--ここから立て直し
「立て直しというか、きょうでマイナス1になったけど、深みにはまる前に、個々の状態も上げていかないといけないし、つながりも考えていかないといけないし。第1回の踏ん張りどころ。一回りするまではというところで踏ん張らないといけないな」
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