国会病欠前後の行動などに問題があったとして維新の党を除名された上西小百合衆院議員(31)=比例近畿=は7日、「エモーショナル(感情的)な感じで処分となったのは残念だ」と述べ、維新執行部の対応を批判。議員活動を続けることにも重ねて意欲を示した。
「選挙区で落ちて比例で復活当選したのだから、党を除名されたら辞職すべきだ。国会議員は年間約4000万円ものお金を税金からもらっているが、上西さんが任期までこのままもらい続けるのは納得できない。議員を続けるというなら、今後の政治に対する決意を大阪市民と公開討論でもして示すべきだ。また、除名の理由に『日頃の言動に問題が多く』とあったのも気になる。どういう問題なのか橋下徹さんは、はっきり話すべきだ」
「新しい政党の悲しさで、とってつけた候補者でも、とにかく擁立しなければならなかったことが、今回の結果を招いたのだろう。上西さんは政治家というより、『権力』『富』『虚栄心』を求めているようにみえる。橋下徹さんをはじめ維新の関係者は、それを見抜けなかったのか。今回は優秀な人がたまたま不祥事をやらかして問題が発覚したのとは異なり、起こすべき人が起こしたという感じだ。候補者に公認した維新にも責任はある」
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