タレント、ビートたけし(68)が5日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に初めてゲスト出演し、過去の離婚騒動やバイク事故、そして将来について「落語」挑戦など赤裸々に語った。
たけしは冒頭からたけし節全開。「天気予報と為替相場」を必ず見るとし、為替を実際にはやっていないが「もし持っていたら」と想像して楽しんでいることを明かした。進行役の東野幸治が「すごいお金を持っているでしょ」と突っ込むと、たけしは自ら過去に一部週刊誌で報道された100億円での離婚騒動に触れ、「持ってないよ、ぜんぜん」と全否定。おこづかい制で、カードを持たされているが、明細ですべてバレていると愚痴をこぼした。
仏の旅客機墜落で独副操縦士が精神疾患を患っていたニュースに関連し、たけしは1994年の原付バイク事故当時うつ病だったとし、「バイクに乗らないのに、なんでバイクを買ったのかわからない。なんでバイクに乗っていろんなところへ行っちゃったのか」と苦笑い。事故の第1発見者が元光GENJIの諸星和己と明かしながら、「頭って気持ち悪い。おれはあそこ(事故現場)で記憶がなくなって、病院で目が覚めた。今まで生きていると思うじゃん。もし、それ全部が夢で、ある日目を開けてみたら病院のベットだったっていうこともありえる。今でも、たまに薄目をあけて『病院じゃないだろうな』と(確認する)」と事故を振り返り、トラウマになっていることを告白。「でも、映画やなんか全部、評価がいいのは事故の後」と複雑な表情を見せた。
たけしは立川談春の独演会のアウェーな場所で落語を披露したといい、「はじめのお笑い取るまでは焦った」と振り返り、「これからは落語の時代じゃないかと思って。ボケ防止に」と話すと、「漫才はできないじゃん、もう。瞬発力がなくなっているから」と説明。「落語って自分のペースでできる」と話すと、次回は落語家の笑福亭鶴瓶の会で前座をやろうかと計画していることを明かした。
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