世界国別対抗戦日本代表メンバー。左から無良崇人、羽生結弦、宮原知子、村上佳菜子 フィギュアスケートの世界国別対抗戦(4月16日開幕、東京・代々木第一体育館)日本代表メンバーが発表され、男子はソチ五輪金メダルの羽生結弦(20)=ANA=が初めて選ばれた。
--世界国別対抗戦出場を決断した理由は
「(世界選手権銀メダルで)気持ちはあり余っているぐらいに出てくる。悔しさをバネに、どこまで成長できるか楽しみ。このまま終わりたくない。悔しい思いをぶつける舞台までの時間が、長くなればなるほど薄れてしまう。絶対にノーミスにしたい」
--個人戦との違いは
「試合であると同時にいつもと違った雰囲気。今まで以上に周りのことを考える。本番に向けた集中の仕方を、前の映像をみて研究したい。やることは何も変わらない。試合は試合。世界ランクは一番上なので、みんなを引っ張っていけるような演技ができたら」
--調整期間は短い
「NHK杯から(グランプリ)ファイナルのように、成長できる部分は絶対にある。まだ足(右足首)のことを考えないといけない。体と相談しながらできることをやりたい。悔しい負けたイメージのまま終わるのは絶対に嫌。毎回、世界選手権で完全燃焼していた。意地でも自分の力を出し切れたら」
--大会への課題は
「自分が一番いい演技をする心境にもっていくことが大事。追い込む時間は短いけど、今シーズンを終われると思えるような演技をしたい」
この記事をシェアする