相手選手と交錯し、左こめかみ付近から流血するカズ。それでも頭にテープを巻いて、ピッチを走り回った(撮影・山田喜貴)
ギャラリーページで見る 明治安田J2第4節(29日、ヤンマースタジアム長居ほか)横浜FCの元日本代表FW三浦知良(48)がC大阪戦に先発し、自身の持つJリーグ最年長出場記録を48歳1カ月3日に更新。相手選手との接触で左目尻付近から流血する中、後半12分まで出場し攻守に奮闘した。試合はC大阪が2-0で勝ち、勝ち点を8に伸ばして3位に浮上した。千葉が岡山を1-0で下して勝ち点10で首位に上がり、磐田が大分に競り勝ち同9で2位。
前半5分にC大阪DF染谷のスパイクが、FW三浦知の左目尻付近に接触して流血。しかし、頭をテープで巻いて再びピッチに立つと後半12分まで奮闘し、「問題はなかった。サッカー選手って感じで、充実感がありますね」と振り返った。染谷からは3度も謝罪されたが「気にしなくていい」。血染めのユニホームを逆にプレゼントする余裕も見せた。「岡崎が(国際Aマッチ)90試合出場。僕が89試合。代表に呼ばれて逆転したい」。カズの情熱は衰えない。
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