ヤクルトは26日、夫人のカーラさんへ軽微な接触と不法侵入の罪で米国の検察当局から起訴されていたウラディミール・バレンティン外野手(30)について、起訴と夫人からの離婚訴訟が昨年9月に取り下げられていたと発表した。
バレンティンは昨年1月、離婚協議中だったカーラさんに対する暴行・監禁容疑で逮捕され、後に釈放された。2月に夫人への軽微な接触と不法侵入の罪で起訴されたが、25日に同選手の弁護士から球団に訴訟取り下げの連絡が入った。奥村政之編成部国際担当次長は「どのタイミングかは不明だが、昨年から話し合いを続けてよりを戻したと本人(バレンティン)から聞くことができた」と説明した。球団は和解を受け、同選手にペナルティーを科さないことを決めた。
すでに夫人と復縁し、長女・ミアちゃん(3)と米フロリダ州内の自宅で生活しているという。一方で昨年10月に手術を受けた左アキレス腱(けん)のリハビリに励み、ランニングができるまでに回復している。