ジャニーズ事務所の5人組、A.B.C-Zの戸塚祥太(28)が女優、桐谷美玲(25)の主演映画「恋する●(=ハート)ヴァンパイア」(4月17日公開、鈴木舞監督)で映画初出演することが7日、分かった。
戸塚はヴァンパイアの主人公、キイラ(桐谷)の初恋の相手、哲役。「ずっと夢のひとつだった映画の世界へ参加することがかない、飛び上がるほど感動しました」と喜んだ。
同作は、パン職人を目指すキイラ(桐谷)が人間と同じ恋をする気持ちを持ちながら、ヴァンパイアの血が流れていることに悩む物語。哲は、キイラの一途な思いに次第にひかれていくが、ヴァンパイアに両親を殺された過去がある複雑な役どころだ。
戸塚に難役をオファーした理由について、製作サイドは「舞台で見せる彼の演技にプロデューサー(宮島秀司氏)が5、6年前から注目しており、『センスがある。彼ならナイーブの役どころを演じられる』と白羽の矢を立てた」と明かす。昨春行われた撮影で戸塚は期待通り難役を演じ切った。
幼少時代から歌手を目指す設定のため、劇中では歌声も披露する。戸塚は「女性が抱く理想像とはおそらく違いますが、親しんでいただけるキャラクターになったと思います」と自信を見せた。
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