韓国の朴槿恵大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対する公判が15日、ソウル中央地裁で開かれ、加藤前支局長を告発した右翼団体の男性2人の証人尋問が行われた。
検察側の証人尋問で、2人は告発理由について「朴大統領と(元側近の)鄭ユンフェ氏が男女関係にあったという虚偽事実を加藤前支局長が報道した」などと強調。しかし「加藤前支局長のコラムのどの部分にそれが書いてあるのか」との弁護側の尋問には、具体的に答えられなかった。
次回公判は来年1月19日に行われる予定。
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