「もちろん獲得することが最大目標だが、一方で、返答期限を設ける必要がある」と、球団幹部はきっぱり。提示している条件への自信をのぞかせた。是が非でも欲しいが、決して、相手の言いなりにはならない。昨オフ、韓国・三星から呉昇桓を獲得した際も、同じだった。
代理人から次々と要求される高条件に対し、阪神サイドは毅然と突っぱね、一時、交渉は凍結。これ以上のマネーゲームはしないという明確な方針を打ち出し、その後、合意に達した。
中島は今週中に、米国から帰国予定。代理人次第だが、阪神サイドは本人との直接交渉のプランも描いている。「阪神・中島」の誕生へ。あくまで冷静に、腰を据えて、交渉を続ける。
★8月16日 今オフの中島獲得へ調査を進めていることが判明
★9月1日 古巣・西武も獲得を狙い、争奪戦へ。
★同2日 日本球界からのラブコールに中島が「言われるうちが花」と話した。
★11月13日 代理人のスコット・ボラス氏が「ヒロは日本に戻ることになるだろう」と日本球界復帰を示唆。関心を示している球団が、阪神、オリックス、西武、中日、DeNAであることも判明。
★同17日 古巣・西武が4年12億円を提示した情報をキャッチした阪神は、4年契約で再提示をする方針を固めた。
★同19日 中島の家族が、話し合いのため渡米したことが判明。中島に近い関係者は「7、8割方、阪神に入るでしょう」と話した。
★同21日 虎のレジェンド背番号「6」を提示したことが判明。
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