古巣復帰が、いよいよ現実になる。MF香川が2012年夏まで在籍したドルトムントと、年俸や契約期間など個人の条件面で合意したことが明らかになった。
「ドルトムントとの交渉は大詰めだ。すでに個人では合意している」。欧州の有力代理人がサンケイスポーツの取材に明言した。年俸は現在の300万ポンド(約5億1600万円)から250万ユーロ(約3億4000万円)程度まで引き下げられ、契約期間は4年となる見込みだ。
移籍の成立には移籍先クラブとの個人合意に加え、契約を残す現所属と移籍先とのクラブ間で、移籍金(違約金)額について合意する必要がある。ドルトムントは、マンU側に移籍金800万ユーロ(約10億9600万円)プラス200万ユーロ(約3億4000万円)の出来高で完全移籍のオファーを提示。香川と契約するトーマス・クロート代理人が29日にドルトムントの事務所を訪れ、こちらもほぼ合意に達したもようだ。
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