(パ・リーグ、ロッテ4-6日本ハム=延長十二回、12回戦、ロッテ7勝5敗、29日、QVCマリン)日本ハム・西川遥輝内野手(22)が29日、ロッテ12回戦(QVCマリン)で延長十二回に勝ち越しの右越え8号2ランを放った。
4-4の延長十二回一死二塁。打った瞬間の手応えは完璧。西川は高くバットを掲げた。
「みんな頑張っていたので勝利に貢献したいと思っていました。打った瞬間入ると思いました」
千葉の夜空の下、爽やかな笑顔がキラリと輝いた。プロ4年目、智弁和歌山高出の22歳。好調の打撃を生かすため、本職は内野手だが後半戦に入ってから右翼を守る。不振の時、休日返上で練習に付き合ってくれる柏原、林両打撃コーチの存在が支えになっている。
栗山監督は「勝負を決められるタイプだから使っている」と強い信頼を口にした。主砲の中田も認めるイケメンが、チームを勝利に導く。 (中田愛沙美)
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