ブラジルワールドカップ決勝(13日、ドイツ1-0アルゼンチン、リオデジャネイロ)ドイツは延長後半8分、途中出場のFWマリオ・ゲッツェが決勝ゴールを挙げ、120分の激闘を制し、西ドイツ時代の90年イタリア大会以来24年ぶり4度目のW杯優勝を飾った。
前半、ドイツが立ち上がりから高いボール支配率で、アルゼンチンゴールに迫った。右サイドからミュラー、ラームがクロスを供給するなど積極的な攻撃を見せるも、アルゼンチンの堅い守備を崩せない。対するアルゼンチンは前半21分、クロースのバックパスを拾ったイグアインがGKとの1対1を作ったが、シュートは枠を外れた。さらに同30分、ラベッシの右クロスをイグアインが合わせネットを揺らしたが、オフサイド判定。さらに同40分、メッシがドリブル突破でエリア内まで持ち込み、GKもかわしたが、シュートは打てずDFにクリアされた。ドイツは後半アディショナルタイムに右CKからヘベデスが頭で合わせたが、ポストに嫌われ、両チーム無得点のまま前半を終えた。