「私は二度と同じあやまちをしない。裁判まで医師の指導を受けます」
3日夕の保釈後に決意のコメントを発表したASKA被告が、更生に向けて一歩を踏み出した。
入院したのは、独立行政法人国立病院機構が運営し、精神疾患の基幹医療施設となっている千葉市内の総合病院。薬物依存や薬物に起因する精神症状を診療する専門施設が完備されており、クスリ抜きには最適な環境だ。
ASKA被告は、勾留先の警視庁東京湾岸署を出た後、元所属事務所関係者が用意した車で東京・六本木のホテルの地下駐車場へ。報道陣を巻いた後、車を乗り換え、身元引受人で元アナウンサーの妻、洋子さん(59)とともに4日未明に病院に向かったようだ。
今後は8月28日の初公判まで精神面から治療を受けるが、再犯率が6割を超える覚醒剤を断絶することは簡単ではない。
この日、ASKA被告が昨年8月に週刊文春に覚醒剤使用疑惑が報じられた後、薬物を断っていたことが判明。TBSの報道によると、警視庁の取り調べに「薬物疑惑が報じられたあと、しばらく覚醒剤の使用をやめていた」と供述していたという。しかし、1年も満たない今年5月に逮捕されており、覚醒剤脱却が困難なことは明らかだ。
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