(パ・リーグ、西武6x-5日本ハム、10回戦、日本ハム7勝3敗、2日、西武ドーム)日本ハム・大谷翔平投手(19)が2日、西武戦で7回2失点と好投。しかし、チームがサヨナラ負けを喫し、8勝目を逃した。
この日の最速は158キロ。4試合連続でマークした自己最速の160キロは出なかったが、変化球を織り交ぜてレオ打線を翻弄した。七回二死一、二塁。渡辺を156キロの直球で空振り三振に仕留め、グラブをたたいて雄たけび。自己最多12三振を奪った。
相手の先発は岩手・花巻東高の先輩、菊池。今季の2度目の投げ合いは痛み分けに終わった。サヨナラ負けの試合後は「(調子は)よくなかったです」と言葉少なだった。5日に20歳の誕生日を迎える大谷にとって、10代最後の登板。大人の投球は必ず次につながるはずだ。 (中田愛沙美)
この記事をシェアする