先制点の起点になった俊輔(中央)。試合は引き分けたが、さすがの切れを見せた(撮影・吉澤良太)
ギャラリーページで見る ACL1次リーグ第2節G組(12日、横浜M1-1広州恒大、横浜国際総合競技場)G組の横浜M(J1)はホームで昨季王者の広州恒大(中国)と1-1で引き分けた。横浜Mは初の勝ち点1。広州恒大は、敵地でメルボルン・ビクトリー(豪州)と引き分けた全北(韓国)とともに勝ち点4とした。
前半21分、MF中村俊が左サイドからFKをゴール前に入れ、混戦からFW端戸が右足で先制点。昨季のアジア王者を本気にさせる鮮やかな一撃だったが、38分に広州恒大のイタリア代表FWディアマンティに直接FKを決められて追いつかれた。シュート数で相手の7本を上回る12本を放ちながら1-1で引き分け。2月26日にアウェーで全北に0-3で敗れたACL初戦からは立て直したが、俊輔は「このドローを一人一人がどう感じるか」と厳しい言葉を並べた。