ソチ冬季五輪フィギュア団体決勝(9日、アイスベルク・パレス)フィギュア団体戦で日本は、男子フリーに町田樹(23)=関大=が登場し、165・85で3位につけた。日本は8点を獲得し、イタリアを抜いて4位となった。1位は168・20でプルシェンコ(ロシア)、2位は167・92でレイノルズ(カナダ)となった。
初の五輪の舞台で町田が力強い演技を見せた。「火の鳥」にのせて滑りだした町田は、冒頭で見事な4回転を決めた。さらに、トリプルアクセルーダブルトゥループのコンビネーションジャンプを成功させるなど、安定した演技を見せた。トリプルサルコウを決めると、最後までスピードを落とすことなくスピンを決めフィニッシュした。
町田は「20年憧れた舞台に立てて、そこで『火の鳥』をみなさんの前でパフォーマンス出来たことを今は本当に幸せに思います。本気で1位を狙っていたので悔しいです。個人戦で挽回します」とコメントした。
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