女優の天海祐希(46)が30日、都内で行われた劇団☆新感線の新作公演「蒼の乱」(いのうえひでのり演出、5月8日~27日、梅田芸術劇場メインホール)の製作発表に出席した。昨年5月に軽度の心筋梗塞で出演舞台を降板して以来の舞台復帰作。平将門の妻・蒼真(そうま)役で主演する。激しいアクションで知られる同劇団だが、「何の支障もございません」と万全をアピールした。
周囲の心配を、静かに一蹴した。天海が舞台復帰作に選んだのは、けれん味たっぷりのアクションシーンで知られる劇団☆新感線。ハードな演技を気遣う報道陣の質問に、表情を引き締めた。
「体調は大丈夫だと思います。何の支障もございません」
天海は昨年5月6日の舞台終了後、体調不良を訴え軽度の心筋梗塞(こうそく)と判明。医師の説得で舞台を途中降板し、宮沢りえ(40)が代役を務めた。同6月にはテレビ復帰し、放送中のABC系主演ドラマ「緊急取調室」(木曜後9・0)も好調だが、舞台は今回が復帰作。意気込むのも当然だ。
「新感線の舞台は3度目。今度は若干恋もあるのでうれしく思っています。とにかく体調に気をつけて頑張りたい」
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