俳優、城田優(28)が25日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた若手俳優集団、D-BOYSの結成10周年を記念したショートフィルムフェスティバルの特別上映会に出席した。
城田は現在、児童養護施設を舞台にした日本テレビ系「明日、ママがいない」(水曜後10・0)に出演。施設の子供が「理想の親」として憧れるセレブ、東條祐樹を演じている。同作をめぐり、熊本市の慈恵病院などが放送中止や内容改善を求める中、「さまざまな意見があると思いますが、全部見てから判断してほしい」と訴えた。
さらに、「親子関係の理想や現実などをテーマにエンターテインメントの力で愛情を伝えようとしている」と強調した。29日放送の第3話から番組スポンサーの日清食品と富士重工業(スバル)の2社がCM放送を見合わせを決定。8社中計5社が見合わせる危機だが、「一度乗った船に最後まで乗るのが男」とドラマ継続に強い意欲をみせた。
D-BOYSの卒業生の城田は今回、現メンバーの瀬戸康史(25)と阿久津愼太郎(18)とともに映画監督に初挑戦。特別上映会では充実感を漂わせていた。