ベルリン国際映画祭出品が決まった「家路」。松山ケンイチと田中裕子が演じる家族の愛が詰まっている((C)2014「家路」製作委員会)
ギャラリーページで見る 俳優、松山ケンイチ(28)が主演する映画「家路」(久保田直監督、3月1日公開)が、ドイツで2月6日に開幕する「第64回ベルリン国際映画祭」のパノラマ部門に出品されることが17日、発表された。
世界3大映画祭の一つとして知られるベルリン国際映画祭。初参加の松山は「出品されることをとても光栄に思いますし、海外の方々にどのような反応をしていただけるのかとても楽しみです」と喜びのコメントを寄せた。
パノラマ部門は、最高部門に当たるコンペティション部門に準ずる優れた作品が集められている。同作は2011年3月11日に発生した東日本大震災後の福島を舞台に家族の再生を描く物語で、ドキュメンタリー監督として「ギャラクシー大賞」など数々の受賞歴を持つ久保田監督の映画デビュー作として話題を集めている。
オール福島ロケを行った久保田監督は「福島を舞台に家族の物語を紡いだ作品はどこまで世界の人々の心に届くのか。『家路』が一人でも多くの方に見ていただけるよう願っています」とコメント。松山とともに現地入りを予定している。
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