サブちゃんが、格の違いを見せつけた。ビデオリサーチが集計した紅白の毎分視聴率(関東地区)から、サンケイスポーツが独自に割り出した出場歌手別の視聴率が判明した。
トップは北島三郎だ。大トリとして出場者全員と「まつり」を熱唱。歌唱後、司会の嵐とのやり取りの中、「ありがとうございました」と感謝の思いを全国に伝えた午後11時37分、50・7%を記録した。
2003年以降の紅白では、SMAPの57・1%に次ぐ2位の数字。北島はこの日、東京から大阪へ向かう新幹線で伝え聞き「出場50回で紅白は歌い納めとなりましたが、たくさんの人に応援していただきありがとうございます」と感謝のコメントを寄せた。
今回のベスト5は平均44・5%の年間視聴率1位を記録した第2部(後半)に出場した歌手が占めた。2位は岩手・陸前高田市から歌ったDREAMS COME TRUEの50・0%、3位はAKB48で大島が卒業を発表した瞬間の48・5%。4位はSMAPの48・1%、5位は福山雅治(44)ときゃりーぱみゅぱみゅ(20)が47・3%で並んだ。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の出演者らによる注目コーナーは7位。主演の能年玲奈(20)が最後にあいさつしたシーンで47・0%を記録した。洗練されたショーアップで高い数字を記録した今回の紅白。中でも、サブちゃんの最後の雄姿を見ようという視聴者が最も多かった。
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