海原しおりさんの通夜で泣きながら取材陣に応対する相方の海原さおり(右)と大木こだま(撮影・鳥越瑞絵)
ギャラリーページで見る 3日に脳腫瘍のため亡くなった女性漫才師、海原しおり(本名網谷しおり=あみたに・しおり)さん(享年58)の通夜が5日、大阪府箕面市の箕面聖苑で営まれ、芸人仲間の西川きよし(67)ら約600人が早過ぎる別れを惜しんだ。
1978年のデビュー以来の相方、さおり(56)は夫で漫才師の大木こだま(62)と取材に応じ「しおりさんは本当に舞台に戻りたくて、抗がん剤で髪が抜けたら、メークさんにカツラを届けてもらった。どんなにあの板の音を聞きたかったか…」と、故人の復帰にかけた思いを明かした。棺にはしおりさんの黄色い舞台衣装が納められた。
きよしは「ビックリした。本人もつらいし、相棒もつらい。よく『昭和がさびしくなる』というけど、もったいない」と目を真っ赤にしていた。
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