阪神は26日、西宮市内の球団事務所で、FA権を行使してDeNAに移籍した久保康友投手(33)の人的補償の選定作業を行ったが、最終的に発表するまでには至らなかった。高野球団本部長(50)は「方向性は見えてきているが確定していない。来年早々にはDeNA側に伝えたい」と、結論が越年したことを明かした。
今月16日にDeNAから提出されたプロテクト選手リストを下に、現場から和田監督、黒田ヘッドコーチ、フロントからは中村GMらが球団に集まって会議を開いた。当初は若手投手を中心に選考を進めてきたが、捕手を推す声もここにきて浮上。意見調整に時間がかかった模様で、最終的な絞り込みに至らなかった。
返答期限は来年の1月12日。阪神球団は27日が御用納めとなり、1月6日から年明けの業務を再開する。
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