お立ち台でものまねするなり~。阪神・今成亮太捕手(26)が24日、甲子園球場を訪れ、お立ち台で新パフォーマンスを披露する考えを明かした。新助っ人のマウロ・ゴメス内野手(29)=前ナショナルズ=や呉昇桓(オ・スンファン)投手(29)=前韓国サムスン=のものまねを披露するプラン。勝利の後に、虎党の喜びを倍増させる。
大歓声と爆笑が同居したとき、球場のボルテージは頂点に達する。その中心に最もふさわしいのは、いまをときめくものまね王ではないか。エンターテイナーの地位を確立した今成が、最高のステージを想像した。
「お立ち台でものまねって難しいんでしょうけど、機会があれば」
今成といえば、11月のファン感謝デーで披露したものまねが大盛況。新井兄弟、西岡、メッセンジャー…。甲子園に笑いを呼んだ男は、オフのイベントに参加する度に特技を要求されている。
「こんなつもりじゃなかった。ファン感だけの予定だったのに」
本人もビックリの反響だが、頼まれたら続けるしかない。そこで浮上したのが、究極の舞台だ。プロ野球選手のパフォーマンスの場はヒーローインタビュー。阪神でもかつて、多くの伝説が生まれた。オマリー(打撃コーチ)の「阪神ファンはイチバンや!」、広沢克実氏(野球評論家)の六甲おろし。新たな1ページに、ものまねが加わることになれば、斬新だ。
ところで、やり過ぎたら、ネタも枯れるのでは? それも背番号「49」には心配無用。新戦力が加われば、レパートリーも増える。
「ゴメスさんや呉昇桓さんですね。視野に入れたいと思います。韓国は上下関係も厳しいと聞くので最初は距離があるだろうけど、徐々に」
一緒にヒーローになればダブルスンファンやダブルゴメス、本物と偽物の共演が実現するかも。新助っ人への「お・も・て・な・し」の儀式としても最高のプランだ。
「まずお立ち台に上がれるように頑張ります。もちろん、野球に集中します」
来季は外野だけでなく、三塁にも挑戦してレギュラーを狙う。本業でも大事な一年になる。オフはイベントの前後にもトレーニングを行っている26歳は自覚十分。試合中も試合後も、目指すは真のヒーローだ。 (安藤 理)