サンスポ

【虎のソナタ】掛布シェフの指導に偽装なし

 昼に高知市東部球場でオリックスと阪神の練習試合です。ここはライトからレフトに猛然と浜風が吹くので甲子園にそっくり。

 そこでの練習試合ですから、なんてったって阪神の若手は慣れっこになっていて…結果は8-7で阪神が勝ちました。

 勝った! といっても若手ばかりだからどのくらいの来季へのバロメーターになるのか? と言いますが冗談じゃない。最近は和牛肉と称して輸入肉を使い、ナンとか牧場のとれたて野菜…と称して得体のしれない国からのあやしいパック詰めのを出していたり…それに大阪の繁華街の路地裏を歩いてごらんなさい。

 「いよッ社長! 若い子いますよ、ダンミツかゴウリキアヤメそっくりが…」。ウソに決まってるんだ。だけどひょっとして…5000円ポッキリで水割り3杯、乾き物のおつまみまで出て、それにゴウリキアヤメが手のひとつも握って艶然とほほ笑んで…くれるわけねぇだろが!


 だけど、サンスポをご愛読の皆様はラッキーですよ。なに『猛虎サンスポの宴』では、そんな偽装表示なんかしません。ホントに来季に期待がもてて新鮮で、しかも原産地をキチンと表示して…その上に最近、阪神は腕っこきのシェフを厨房にいれまして…これがまた実に「素材の見極め」がすばらしい。包丁さばきもうまい。アッという間に普通のエビを伊勢エビ風にしてしまう。もちろんメニューには「伊勢エビのような美味」とはかきますが…。

 貴重な紙面を61行もつかって何がいいたいんだよ? となりますが、とにかく東部球場でのオリックス戦に阪神の若手はキチンと打ちまして…勝ちました。掛布DCシェフじゃないけど「ちゃんといるんです」よ、ゴウリキやダンミツが…。

 高知に出張ったデスク堀啓介は「中谷なんか初球から積極的に打つんですよ。あきらかにそのへんが新鮮ハツラツでひと味ちがいます」と声を弾ませた。


 多分、そういう匂いがしたのだろう。試合が始まる前から大阪本社のデスク席から吉松祐が何度も「スタメンはまだか? スタメンは…」とウルサイ。それでてっきりチーフデスクは吉松だとみんなが思い込んだ。ところが、彼は単に昼の会議のためにソレを知りたかっただけだった。

 本物の当番デスクはモノ静かな清水泰史で、現場の司令塔役の小松真也によると「それがね、吉松デスクがやいやいと電話をかけてくるときは阪神は点が入ってない。ところが、交代した清水デスクからかかってくると不思議に阪神は点が入ってきて…コレって不思議と思いませんか? ウフフ」だって。

 この日は掛布DCは鳴尾浜にいたが、虎番西垣戸理大は「若い選手が実は前々から気になっていたことを掛布さんはスッと指摘するんだそうです」といっている。その一陣の風で雲間が晴れたとなる選手が少なくない。

 この名シェフの登場が離れていても東部球場での若手のハツラツぶりをよび、鳴尾浜でもシャキシャキ感の新鮮野菜たちの反応となっているらしい。これはチト信じてみようじゃないか。

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