いずれもマークの甘さを突くゴールだった。1点目は前半8分、フォルランの右クロスを意気揚々と反対側で待ちかまえてのもの。2点目は後半35分、ペナルティーエリア内で少し下がった際に空いたシュートコースを逃さず、右足を振り抜いた。
2点目は本人もタバレス監督も「幸運だった」と口をそろえたが、運だけでは片づけられないデータもある。後半39分にベンチに退くまで、スアレスの走った距離は中盤より前の選手ではもっとも少ない約8・8キロ。この傾向は同じく決勝点を決めた1次リーグのメキシコ戦と同じで、確実に得点するため、スアレスに余力を残させる戦いをチームで徹底しているからこそ。フシレは「われわれには度胸と決定力と勝とうという気持ちがあった」と胸を張った。
連続無失点試合は「3」で途切れたが、十分にお釣りが来る収穫。指揮官が「どこが来ても質の高い試合を見せられる」と言い切った順々決勝の相手はガーナに決まった。