わんスポコム

2006年11月29日 更新

【わんこのしつけ】(3)  わんこのお留守番

いたずらやほえる声など、留守中のわんこの行動に悩まされた経験はありませんか? お留守番が苦手なわんこは意外と多いものです。飼い主の何気ない態度が、わんこを留守番下手にしていることもあるのです。

■ひとりぼっちはイヤ!

わんこはもともと群れで暮らす動物なので、ひとりぼっちでいるのは苦手です。留守番をしていると「このまま飼い主が帰ってこなかったらどうしよう」と、心細い思いで飼い主の帰りを待ちわびているのです。

それでも、たいていのわんこは、がまんして飼い主の帰宅を待っていますが、中には、飼い主からいっときも離れることができない、「分離不安」という状態に陥ることもあります。

そうなる前に、ひとりでお留守番できるわんこに育てることが大切です。

■自立心を育てる

お留守番できるわんこに育てるためには、普段からひとりで落ち着いて過ごせるようにしておくことが大事です。

飼い主が自宅にいるときでも、別室でひとりぼっちにしたり、ケージの中に入れたりして、少しずつひとりで過ごす練習をすれば、自立心が芽生え、お留守番上手になります。

ただし、子供のうちはトイレの問題もあるので、長時間のお留守番は避け、徐々に慣らしていきましょう。

■最初の30分が成功のポイント

飼い主がお出かけした後の30分くらいが、特にわんこは不安に感じます。ほえたり騒いだりという問題行動も、たいていはこの30分間に起こります。

ようするに、この30分をいかに問題なく過ごせるかが、留守番を成功させるポイントとなります。

まず、わんこに「マテ」をさせ、家を離れる練習から始めましょう。1分、2分…と1分刻みで延ばし、慣れてきたら、5分で帰ってきたり、10分外出したりと留守番の長さを不規則にし、いつの間にか20分、30分と留守番できるようにします。

留守中に退屈しないよう、お留守番のときだけに特別に与えるおもちゃを用意するのも効果的です。出かける直前に与えれば、わんこはひとりぽっちになることも忘れて熱中します。

■帰宅後の接し方も大切

帰宅後の接し方も大切です。「ごめんね」や「寂しかったね」などと声をかけてしまうと、わんこだってお留守番中の寂しい思いがつのり、ひとりが苦手になっていってしまうのです。

大喜びで迎えてくれるわんこをあえて無視して家の中に入り、わんこが落ち着いてから「ただいま」と声をかけましょう。このあたりは、飼い主のほうも辛抱が必要です。

■室内の整理整頓を

お留守番中、わんこがゴミ箱やテーブル上にある食べ物をいたずらしたり、物をかじったりしないように、部屋の中は片づけてからお出かけしましょう。

それから飲み水はたっぷり用意してください。容器をひっくり返してしまうこともあるので、お出かけ時間が長くなるときには、複数用意して部屋のあちこちにおいて置くとよいでしょう。