バンクーバー冬季五輪フリースタイルスキー女子モーグルは13日(日本時間14日)、サイプレスマウンテンで行われ、メダル獲得が期待された上村愛子(30)=北野建設=は24.68点で4位に終わり、悲願のメダルには惜しくも届かなかった。ハナ・カーニー(米国)が26.63点で優勝。トリノ五輪金メダルのジェニファー・ハイル(カナダ)が2位、3位はシャノン・バーク(米国)だった。
夜になり霧がかかったサイプレスマウンテン。上村は第1エアは高さのある「360」(水平1回転)、第2エアの「バックフリップ」(後方宙返り)も完璧に決めたが、得点は伸びなかった。
村田愛里咲(19)=北翔大=は23.22点で8位、伊藤みき(22)=中京大=は21.63点で12位。長野五輪の金メダリスト、里谷多英(33)=フジテレビ=は第2エアで失敗し転倒。12.85点で19位だった。
ハナ・カーニー(米国)
2度目の五輪出場。06年トリノは予選で落選し、22位だった。2歳からスキーを始め、W杯は17歳で初優勝し通算8勝。昨季は種目別優勝した。世界選手権では05年にモーグルを制し、昨年はデュアルモーグル3位。168センチ、68キロ。23歳。(共同)
上村愛子の話
「(長野五輪7位から大会ごとに1位ずつ順位を上げ)なんでこんなに一段一段なんだろう。オリンピックの舞台で、全力で滑るというのは果たせた。それは満足ですけど、ちょっと悔しい」(共同)
里谷多英の話
「本当に悔しい。(第2エアは)飛び出た瞬間から全然(感覚が)違っていたんで、ああもうやっちゃった、という感じだった。今後のことはまだ考えていない」(共同)
村田愛里咲の話
「ターンが失敗して第1エアがちょっと乱れたけど、そこから積極的に滑れてよかった。4年後もこれからトレーニングを重ねて頑張りたい」(共同)
伊藤みきの話
「今の自分の滑りはできたと思うのでよかった。次の4年に向けて一日一日を大事にして頑張る」(共同)