2006.02.26 更新
石野は11位、田畑は13位−女子5000メートル
最終種目の女子5000メートルを行い、世界記録保持者のクラウディア・ペヒシュタイン(ドイツ)は7分0秒08で2位となり、冬季五輪史上初の個人種目4連覇を逃した。前回銅メダルのクララ・ヒューズ(カナダ)が6分59秒07で優勝した。1500百メートル優勝のシンディー・クラッセン(カナダ)は3位で、今大会5個目のメダルに輝いた。
日本勢は惨敗。石野枝里子(富士急)が7分12秒48で11位、田畑真紀(ダイチ)が7分18秒05で13位に終わり、7大会ぶりのメダルなしだった。(共同)
★次の五輪へ飛躍誓う石野−力尽き、弱さしみじみ
初めての五輪。最も気持ちを込めたスピードスケート女子5000メートルで、トップとの差は13秒41だった。「スピードも持久力も足りなかった。自分の弱さをしみじみ感じた」。20歳の石野は悔しさをかみしめた。
「イーブンペースで行け」との長田コーチの指示に「ちょっとだけ歯向かった」。1800メートルの通過までは優勝したヒューズとほぼ変わらないペース。だが、「残り5周で一気に脚に来た」と終盤に力尽きた。
2シーズン前の世界ジュニア選手権で優勝した逸材。昨季は全日本選手権で先輩、田畑の7連覇を阻むなど、国内では長距離の第一人者としての座を固めつつある。
今季のW杯遠征中のこと。田畑に「わたしはいつも世界を見ている。日本のエースになんか執着していない」という競技観を聞かされ、同感だと思った。
日本女子長距離の未来を背負うホープは「次の五輪にはもっと強くなって出たい」と誓った。(共同)
★13位にも納得の田畑
女子1500メートルに主眼を置いてきた田畑にとって、5000メートルは最も厳しい種目。優勝タイムより19秒近くも遅い13位に終わったが、「中盤でラップをキープできて、ほぼ目標タイムで滑れた」と納得した顔だった。
今大会は500メートル以外の個人4種目と団体追い抜きで計8レースをこなした。「すごくいい形で五輪を迎えられて、充実感があった」という3度目の五輪だったが、個人種目は一けた順位が1種目もなく低調だった。「力が足りなかった」と総括した31歳は、現役続行を明言はしなかったものの「まだ完成していない。伸びる可能性があると思う」と意欲は衰えていなかった。(共同)

