2006.02.14 更新
スノボ女子HP、日本勢は中島の9位が最高
女子ハーフパイプ決勝1回目、ジャンプを決める中島志保=バルドネッキア(共同)
スノーボード女子ハーフパイプ(HP)を行い、日本勢は決勝1回目で33.1点を出した中島志保(ヨネックス)の9位が最高。山岡聡子(アネックス)は10位、伏見知何子(UPスポーツ)は12位だった。今井メロ(ロシニョール・ディナスターク)は予選で2回とも転倒し、最下位の34位だった。優勝は、決勝で2回とも最高得点をマークしたハナ・ティター(米国)。2位はグレッチェン・ブライラー(米国)、3位はチェルスティ・ブオース(ノルウェー)だった。
◆山岡聡子
「予選からけっこう緊張した。(自分の考えていた演技を)完ぺきにやってもメダルに届いていたとは思わない。(他選手の演技に)打ちのめされた。」
◆伏見知何子
「悔しいです。最後まで滑りたかった。自分の中で目指していたこと(回り方の完成度)が出せなかった。」
★「よくここまで来た」―まな娘の健闘たたえる家族
「よくここまで来た」。13日のスノーボード女子ハーフパイプ決勝。メダルに挑んだ日本の3選手は世界の壁にはね返されたが、観客席から熱い声援を送った家族は「まな娘」の奮闘をたたえた。
太陽の光が降り注ぐ雪上のコース。3人は高いジャンプや切れ味のある技を披露。だがミスや転倒も出て、得点は伸び悩んだ。
「もっとうまくなって帰ってきたい」と言って中島志保(27)は涙をぬぐった。スノーボードに専念するため高専を退学し、10年目でつかんだ五輪代表。「がんばれ中島」の横断幕を握って応援した母、みき代さん(59)は「よくやったね、と抱き締めてやりたい。わたしは満足です」。
23歳からスノーボードを始め、初の五輪の舞台を踏んだ山岡聡子(31)は「まだまだ足りない。悔しい」。「ソーコ、頑張れ」と声援を送った父、基志さん(65)は「遅くから始めてよくここまで来た。滑りを見て感動した。ありがとうと礼を言いたい」と話した。
8年前に教師の夢を捨て競技を続けてきた伏見知何子(31)は「最後まで滑りたかった」と、悔しさで目は真っ赤。娘から招待され、初めて滑りを間近で見た母、浪江さん(57)は「あの子なりに思い切って滑った。連れてきてもらってよかった」とねぎらった。


◆中島志保
「もうちょっと高く飛べれば…。もっとうまくなって帰ってきたい。五輪が終わったらのんびりしたかったけど、できないですね。」