2006.02.14 更新
男子1500メートルの寺尾は9位−ショートトラック
男子1500メートルで9位に終わった悔しそうな表情の寺尾悟=パラベラ競技場(共同)
男子1500メートルの寺尾悟(トヨタ自動車)は準決勝で敗れて結局9位。末吉隼人(早大)は予選で敗退した。安賢洙が1位、李昊錫が2位と韓国勢が上位を独占した。
女子500メートルは神野由佳(綜合警備保障)が予選を突破し、15日の準々決勝に進んだが、田中千景(長野・岡谷東高教)は落選した。女子3000メートルリレー予選の日本(田中、神野、山田、勅使川原)は決勝進出を逃した。(共同)
★エース寺尾、今の力は出せた
日本男子のエース、寺尾は1500メートルは9位。得意種目ではないこともあり「1500メートルの今の力は、出せたと思う」と、五輪4度目のベテランは冷静に話した。
準決勝では、前に出て主導権を握ろうとする積極的な滑りを見せ、「次にはつながる」とうなずいた。個人全3種目にエントリーするが、狙いは500メートルに定めている。(共同)
★末吉、4年の準備、数分で敗退
男子1500メートルの末吉は予選で敗退。積極的に先頭に立つ展開が裏目に出て、最後はスタミナ切れした。
前回五輪は代表入りしたが、出番がなく、むなしく終わった。雪辱を誓った4年間。「悔しいですね。あれだけ準備してきて。自分に、ものすごく腹が立つ」。戦ったのは3分にも満たない時間だけだった。(共同)
★予選完敗の日本女子リレー−ベテラン頼り世界と大差
完敗だった。日本は女子3000メートルリレーを重点的に練習してきた。しかし予選1組でトップの中国から半周以上も差をつけられ、神野は「メダルを取る気持ちで練習していたので、なんとも言えない…」とうなだれた。
格上の中国、カナダ、米国と同じ組。組み合わせに恵まれなかった。スタートで出遅れ、その差を詰めようと焦ってスタミナを使ってしまった。「スタート直後に離されるのだけはやってはいけなかった」と川上監督は悔やんだ。
「非常に残念」と田中。前回五輪のエースはリレーの戦力アップのために現役復帰した。女子リレーは出場を逃したリレハンメル五輪を除き、これまですべて4位。その悔しさを知る34歳の山田も「もう1回、最後の最後と思って頑張る」と懸けていた。ベテランの強い思いはあった。
だが、若手が台頭しない日本は世界との差が広がっている。その厳しい現実も突きつけられる結果だった。(共同)

