2006.02.19 更新
高橋大斗、回復の手応え−スキー複合ジャンプ練習
21日のノルディックスキー複合の個人スプリントに向けたジャンプ練習が19日、イタリア・プラジェラートのジャンプ競技場のラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)で行われ、エース高橋大斗(土屋ホーム)は「満足できるレースがようやくできそう」と回復の手応えを口にした。
雪が降り続く悪条件で、日本は高橋と渡部暁斗(長野・白馬高)が参加した。痛めた腰の影響で個人と団体は不本意な成績に終わった高橋は、123メートルとこの日の最長不倒の129・5メートルをマークし「最高を100とすると80くらい」と自分の状態を分析した。
17歳の渡部は118・5メートルと123・5メートルを飛んだ。
★初舞台待ちわびる17歳−渡部が狙う最終種目
ノルディックスキー複合は、21日の個人スプリントを残すだけとなった。これまで出番のなかった渡部暁斗(長野・白馬高)は「チャンスがあるなら、いいジャンプをしてしっかり走り、いい形で終わりたい」と意気込んでいる。
19日のジャンプ練習は降雪と風の中、2回目に123・5メートルを飛んだ。「内容はまずまずだけど、体の切れがもうひとつ。しっかり立ち上がることを意識して修正しないと…」と課題を挙げた。
「出られたらいいけど。出られなくても学ぶことはたくさんある。すべてがいい経験」と言う。伸び盛りの17歳にとって、五輪はこの上ない教材だ。出場しなかった個人と団体はチームと行動し、トップレベルの戦いを間近で見た。「技術とか、とにかくすべてが勉強」と目を輝かせる。
五輪直前の世界ジュニア選手権の疲れはあったが「体調はよくなった」と言う。エースの高橋大斗(土屋ホーム)が「いいジャンプをしている。走りもぼくの高校時代よりずっといい」と評価する逸材は、五輪デビューを待ちわびている。(共同)

