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2006.02.22 更新

 

一戸剛、「幸せに感じた」−内臓疾患からの復活

一度は引退寸前だった自分が最高の舞台に立てた。「観客がたくさんいて、家族も応援に来てくれて幸せに感じた」。スキー・ジャンプでラージヒルと団体に出場した29歳の一戸剛(アインズ)は感慨深げに話した。

もともとは複合の選手。内臓疾患で医師から競技続行は不可能と宣告されたが、ジャンプに転向して4シーズン目。今季は初めて本格的にワールドカップ(W杯)の欧州転戦を経験した。

移動と試合の繰り返しの中で、自分のジャンプを維持する難しさを感じた。「技術的にいろいろなことをやろうとして、迷ったこともあった」という。それでも必死に食らい付いて五輪代表の座を勝ち取った。

ラージヒルは25位、団体は6位。「目指したところに来たと感動した」と思うと同時に、新たな意欲もわいてきた。「来年は世界選手権がある。メダルに絡めるような練習をしたい」と目標を語った。(共同)