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2006.02.27 更新

 

戦い終えさわやかな笑顔−荒川選手、肩車で入場

【トリノ26日共同】チームメートに肩車され、金メダルを掲げる荒川静香選手(24)。スタンドではウエーブが繰り返された。26日、華やかにフィナーレを迎えたトリノ冬季五輪。成績は振るわなかったが、全力を尽くした日本選手たちは戦いを終え、さわやかな笑顔を見せた。

午後8時すぎ、コムナーレ競技場は、伝統の「謝肉祭(カーニバル)」をテーマに音楽と踊りに包まれた。白いユニホーム姿で入場した日本選手団のひときわ高いところに、荒川選手のにこやかな顔があった。

アイスダンスの木戸章之選手(30)に肩車をされ、手袋を外した右手で金メダルを誇らしげに掲げる荒川選手。白い歯をのぞかせ、何度もメダルを振る。イタリア人ダンサーから握手を求められ、カメラのフラッシュを浴びた。

「エンジョイできた。記憶に残る大会になってよかった。楽しいオリンピックだった」と荒川選手。周囲には安藤美姫選手(18)や高橋大輔選手(19)ら。みんなリラックスした普段の顔に戻っていた。

スピードスケートでメダルに届かなかった加藤条治選手(21)は旗手を務め、大きな日の丸を何度も振りながらゆっくりと歩いた。終了後に「結果は出なかったけど、楽しめた」と話した。

「不本意な結果だったが、個々の選手は力を出し尽くした。いいオリンピックだった」と振り返ったのは選手団主将の岡崎朋美選手(34)。ピエロの赤い丸鼻をつけておどけ、外国選手とふざけ合って宴の終わりを楽しんでいた。

午後10時すぎ、花の形をした明かりを持った400人近い花嫁が登場。平和の象徴、ハトの形をつくった後、イタリアのアルペンスキー選手のイゾルデ・コストナーさんが舞台へ。コストナーさんが手に抱えた明かりが消えると、聖火台の火も静かに消えた。