2006.02.27 更新
最多26カ国がメダル−進む分散化
前回ソルトレークシティー大会から6種目が増えて84種目となった今大会。スロバキア、ラトビアが冬季五輪で初めてメダルを手にした。メダル獲得国は過去最多の26となり、分散化がさらに進んでいることを示した。
オーストリアはスキー距離、バイアスロン選手の薬物疑惑が浮上したが、それを吹き飛ばすような活躍ぶりだった。アルペンスキー男子回転での表彰台独占や、ジャンプ個人ラージヒルと団体で優勝したモルゲンシュテルンらの活躍で金メダル9個、合計も23個となり、金6個、合計21個といずれも過去最高だった1992年アルベールビル大会を上回った。
強豪国ではドイツがバイアスロン、ボブスレーを中心に金11個を含む計29個のメダルを獲得。総数36個だった前回には及ばなかったが、安定した強さを見せた。逆に落ち込みが激しかったのがノルウェー。金メダルは前回の13個から2個に激減。得意のノルディックスキー距離で優勝なしに終わるなど精彩を欠いた。前回開催国の米国も合計メダル数は34個から25個に減少した。
ホスト国のイタリアは前回を上回る5個の金メダルを得た。伝統のアルペンアスキーは精彩を欠いたが、スピードスケート男子1500メートルで優勝したファブリスらが奮起して大会を盛り上げた。
次回バンクーバー五輪を控えるカナダは、スピードスケート女子のクラッセンが5個のメダルを獲得するなど、冬季大会最多となる24個のメダルを手にした。
アジア勢ではショートトラックなど特定の種目に強さを発揮した韓国が金6個を含む11個、中国は金2個を含む11個と躍進した。(共同)

