2006.02.26 更新
競技施設は最高水準−ロゲIOC会長が会見
国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は26日、トリノ冬季五輪の閉会式を前に当地で記者会見し「IOCは大会に満足している。競技施設は最高水準だった」と、イタリアで50年ぶりに開催された冬季五輪を高く評価した。
人気競技でも会場に空席が目立ったとの批判は「大会序盤に多少あったかもしれないが、わたしが会場に行った時はいつも満席だった」と問題にせず、今大会を彩った数々の名場面を列挙して「これだけ質の高い大会は覚えていない」と感想を語った。メダル獲得国が過去最多の26に増えたことは「冬季競技の人気が拡大している。参加国・地域数の増加にも表れている」と歓迎した。
ドーピング(薬物使用)取り締まりについては「すべての手段で戦う必要がある」として、抜き打ち検査では陰性だったオーストリアのスキー距離、バイアスロン選手の調査を継続する方針を明言。イタリア警察当局が宿舎から押収した物品を検証するのに数週間かかるとの見通しを示した。
また「五輪プログラムの変更を柔軟で簡単にするよう検討する」と述べ、新競技採用に3分の2以上の賛成を要する五輪憲章を来年7月の総会(グアテマラ市)で見直す可能性を示唆した。

