2006.02.26 更新
メダル1個に反省の弁−遅塚団長が総括会見
【トリノ26日共同】トリノ冬季五輪日本選手団の遅塚研一団長は26日、当地で総括会見を行い、獲得メダルが1個に終わったことに「メダル数については最低の結果。厳粛に受け止めたい。5個という目標を達成できずに日本の皆さまには申し訳ない」と反省の弁を述べた。フィギュアスケート女子の荒川静香(プリンスホテル)の金メダルには「選手団すべてが救われる思いがした」と健闘をたたえた。
海外での冬季五輪としては史上最多の238人(選手112人)を派遣しながら惨敗した。今回の派遣に当たっては、出場枠を獲得すればすべて派遣を認めたが、同団長は国内競争に欠けてレベルが上がらなかった点を指摘し「各競技団体は猛省をしなければいけない。選手団のスリム化にも手をつけなければならない」との考えを示した。
今後の五輪派遣では各競技団体の戦力分析に頼るだけでなく、日本オリンピック委員会(JOC)が独自調査を進める必要性を強調。冬季競技のナショナルトレーニングセンター構想も、長野市や北海道帯広市を候補に進めているとし、国内で室内スケートリンクが減っている現状には「行政などに働きかけていきたい」と話した。

