2006.02.26 更新
寂しさ、未来への希望も−閉会迎えるトリノ
【トリノ26日共同】「トリノを世界に発信できた」と市民は胸を張った。五輪閉幕を迎えた26日のトリノ。大イベントを終える寂しさが漂う一方、五輪開催をきっかけにしたトリノの未来への希望も感じられた。
市中心部のカステロ広場。市の五輪スタッフの女性(26)は「五輪が終わるのは残念だけど、ガイド本に載っていないトリノの美しい場所が紹介された」と観光客の増加を期待した。
トリノは自動車メーカー、フィアットの本社を抱える。スポーツ紙を手にしたサルニ・ジェラルドさん(68)は「昔はフィアットの従業員が寝るだけの寮のような感じもしたが、五輪開催で一体感が出て、街らしくなってきた」とうれしそうな表情。日本の記者と分かると「荒川静香選手の演技は素晴らしかった。ずっと応援していたよ」と付け加えた。
市中心部では前夜から五輪を記念したコンサートなど徹夜のイベントを開催。26日は早朝から清掃員が散乱したビール瓶やごみの清掃に追われていた。

