2006.01.29 更新
【冬季五輪辞典】 あ行
★アイスホッケー
試合は1チーム6人がリンクに立つ。GK1人、DF2人、FW3人が基本。スティックを使い、主として硬化ゴム製のパックを相手ゴールに入れると得点になる。20分のピリオドを3回行い、ピリオドごとに15分の休憩を挟む。選手交代はいつでも可能で、回数に制限はない。相手をスティックでたたく、転ばすなどの反則を犯すと、一時的に退場になるなどのペナルティーが与えられる。トリノ冬季五輪には男子12チーム、女子8チームが出場する。
★アルペンスキー
冬季五輪の花形種目といわれる。スピード系の滑降、スーパー大回転、技術系の回転、大回転に分けられる。回転は標高差(国際大会)が男子で180〜220、女子は140〜200メートル。旗門数は男子が55〜75、女子は45〜65。細かいターンを要求される旗門を攻略し、2回の合計タイムで争う。80年代に「可倒式ポール」が採用され、テクニックも急速に変化。ポールが倒れない時代はスリ抜ける滑りだったが、ターンの内側の腕でポールを倒す技術に続き、外側の逆手で倒す革新的な動作も生まれ、近年では腕とひざでなぎ倒す直線的な滑りが定着した。
★アルペン複合
アルペンスキーの二つ以上の種目の結果を合計して争う競技。五輪、世界選手権、ワールドカップ(W杯)ではタイムの合計で順位を決める。スピードあふれる滑降と、ターンの技術が勝負を決める回転の組み合わせが一般的。選手にはオールラウンドな能力が要求される。冬季五輪にアルペン種目が初採用された1936年ガルミッシュパルテンキルヘン大会ではこの種目だけがメダル対象だったが、その後廃止となり、88年カルガリー大会で復活した。
★エアリアル
キッカーと呼ばれるジャンプ台から飛び出し、宙返りなどのアクロバティックな動きを競うフリースタイルスキーの種目。2回の演技で異なるジャンプを行わなければいけない。得点は踏み切りと距離、高さのエアが20%、空中姿勢のフォームが50%、着地が30%の3要素からなる点数に難度点をかけて算出される。難易度の高さに加えて、スケールの大きいジャンプを正確に成功させることが高得点につながる。五輪では1994年のリレハンメル大会から正式種目。
★NHLの五輪参加
さまざまな国籍の選手で構成され、世界一のレベルを誇る北米プロアイスホッケーリーグ、NHLの一流選手が1998年長野大会で史上初めて五輪に参加した。レギュラーシーズンと五輪開催時期が重なるためシーズンを一時中止し、米国、カナダ、ロシア、チェコなどがその国の「ドリームチーム」を結成した。98年はチェコ、02年はカナダと、ともにNHLの有力選手で構成されたチームが金メダルを獲得。トリノ五輪でもNHL選手が参加する。

