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2006.12.21 更新

 

附田、W杯“誤審V逸”の悔しさは五輪で晴らす

附田

フリースタイルスキーの男子モーグル陣が20日、成田着の航空機で帰国。W杯開幕戦(14日、フランス・テーニュ)で2位となりトリノ五輪代表に内定した附田(つきた)雄剛(29)=リステル、写真=が、“誤審”により00年1月以来2度目の優勝を逃していたことを明かした。全日本スキー連盟は、国際スキー連盟に抗議文を送る予定。附田はV逸の悔しさをトリノ五輪にぶつける。

“誤審”がなければ、優勝していた? 00年1月斑尾大会以来となるW杯優勝を逃した附田は、収まらない怒りをぶちまけた。

「ジャッジミスがあった。それがなければ優勝していた。納得いかない気持ちが2戦目まで尾を引いてしまった」

怒りの矛先となっているのは、14日のW杯開幕戦。審判の1人が、優勝したタピオ・ルースア(フィンランド)のエアの種類を見間違え、高い点を加えたという。このジャッジミスがなければ、0.01ポイント差で2位だった附田がルースアを上回っていた。その審判は“誤審”を認めており、全日本スキー連盟は、国際スキー連盟に抗議文を送る予定だ。

ミスジャッジで通算2勝目を逃したものの、4季ぶりに表彰台に立ち、3大会連続の五輪出場を決めた。「抗議文を出しても、結果は変わらないでしょう。改めて自分のやっている競技が採点競技ということが分かった。気持ちは切り替えられる」。人為的なミスで優勝を逃した悔しさをトリノで晴らすしかない。

(伊藤隆)

★里谷進退をかける

フリースタイルスキーの女子モーグル・里谷多英(フジテレビ)が引退をかけて、W杯第3戦(来年1月6日、カナダ・トレンブラン)に臨む。トリノ五輪代表選考レースのW杯第1、2戦を左肋軟骨痛で欠場したため、第3戦が最初で最後のチャンス。この大会で予選通過を逃せば、3大会連続の五輪出場は絶望的。この日欧州遠征から帰国した里谷は「(トリノに)出られなかったら、どうしよう。考えないといけない」。五輪キップを逃せば、第一線から退くことを示唆した。