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2006.02.22 更新

 

逸見は予選落ち−女子エアリアル予選

逸見佳代

女子エアリアル予選 逸見佳代の2回目=サウゼドルクス(共同)

悪天候のため2日遅れで女子エアリアル予選が行われ、逸見佳代(ゼロ)は合計129・40点の21位で、上位12人による決勝に進めなかった。逸見は1回目の後方2回宙返り2回ひねりの着地が乱れたのが響いた。

予選トップはジャッキー・クーパー(オーストラリア)。中国勢は郭心心が2位、李尼娜が3位で、4人全員が決勝に進んだ。(共同)

◆逸見佳代の話 

「1本目はいつも練習でしないようなミスをして、すごく悔しかった。力及ばず。でも五輪で無事に飛べたことはすごくうれしい。(共同)」

★逸見、感動の涙ほお伝う−けが乗り越え、初出場

過去2大会代表に選ばれながら直前のけがで逃した五輪。「本当に長かった。無事に飛べたことがすごくうれしい」。エアリアル女子の逸見は、21位で決勝進出を逃したが、感動の涙がほおを伝った。

1月のワールドカップで8位になったときと同じ演技内容だったが、1回目の失敗が痛かった。後方2回転2回ひねりの着地が乱れた。踏み切りでスムーズに飛び出せなかったのが原因とした上で「練習でしないようなミスをして、すごく悔しかった」と、唇をかんだ。

中学2年生の冬にリレハンメル五輪をテレビで見たのをきっかけに始めた競技。前回五輪でやめるつもりだった。年間約250万円もかかる遠征費などの大部分を親に頼っていたからだ。しかし、不運の娘に親が勧めた。「かわいそうだから続けたら、と気を使ってくれて、また頑張ろうと思った」

今季を最後に第一線から退く。「今後はエアリアルの楽しさを伝えていきたい」という。1月末の全日本選手権に出場した女子選手は26歳の逸見ただ1人だった。果たして後を継ぐ選手は出て来るのだろうか。(共同)

★クーパー、得点は世界最高

予選1位のクーパーが2回合計213・36点の女子世界最高をマークした。

これまではソルトレークシティー五輪金メダリストで、同じオーストラリアのキャンプリンが3年前の世界選手権で出した207・31点だった。

クーパーは1回目に男子選手並みの後方3回転3回ひねり、2回目に後方3回転2回ひねりをきれいに決め、満面に笑みを浮かべた。(共同)