2006.02.12 更新
最高難度では勝てない?−ハイル、完成度で頂点に
モーグルの見せ場、エアは年々、難度が増しているが、過去の五輪を見ても、必ずしも最高難度の技を演技した選手が勝つわけではないことが分かる。
長野五輪で里谷多英(フジテレビ)はダブル技のツイスター・スプレッドとシングル技のコザックを選び、スピードとターンで他を圧倒。トリプル技のカーリ・トロー(ノルウェー)を上回り、金メダルを獲得した。
ソルトレークシティー五輪では当時のルールで高得点が得られやすかったヘリコプターが爆発的に増え、トリノ五輪では着地に余裕が持てる後方宙返りが主流となった。今回、決勝に進出した20人中18人がどちらかのエアで後方宙返りを演技した。
金メダルのジェニファー・ハイル(カナダ)はヘリコプターと後方回転の組み合わせ。トローや上村愛子(北野建設)ら6人がさらに難度の高いセブンオーを行ったが、ハイルは完成度で勝負して頂点に立った。

