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2006.02.28 更新

 

最後も“女王”の笑顔、荒川「楽しい五輪だった」

“笑いの金メダル”!荒川静香

最後も締めた。日本勢の“主役”はやっぱりこの人。荒川がチームメートに肩車され、人の波の上で輝く笑顔再び(共同)

最後も静香が輝いた! 第20回冬季オリンピック・トリノ大会は26日、トリノ市内のコムナーレ競技場で閉会式を行い、17日間の熱戦の幕を閉じた。閉会式はイタリアの伝統的な「謝肉祭(カーニバル)」をテーマに進められ、日本選手団はフィギュアスケート女子の荒川静香(24)=プリンスホテル=が金メダルを手に持ち、男子選手に肩車されて入場。主将を務めたスピードスケートの岡崎朋美(34)=富士急=や健闘したカーリング女子チームらも笑顔で行進。日本選手団の本隊は28日、帰国する。

最後まで、“主役”はやっぱりこの人しかいない。チームメートに肩車され、ひときわ高いところで笑顔が輝く。荒川だ。まばゆい照明に、ひときわ映える黄金のメダルを掲げ、手を振って静香スマイルをスタンドに。観客席ではウエーブが繰り返された。

コムナーレ競技場は、伝統の「謝肉祭」をテーマに音楽と踊りに包まれた。アイスダンスの木戸章之選手(30)に肩車をされ、人の波の上に。手袋を外した右手には3日前に自らのものになったドーナツ型のメダルが。競技日程が遅かったため、調整の都合で開会式に出席できなかったぶんも、冬季スポーツの祭典のフィナーレを満喫した。イタリア人ダンサーから握手を求められたときには、一斉にカメラのフラッシュを浴びた。

まるで仲良し“フィギュア3兄弟”

安藤(右)、高橋と音楽にあわせて躍る姿も=撮影・岡田亮二

「エンジョイできた。記憶に残る大会になってよかった。楽しい五輪だった」。視線はいつまでも柔らかだ。周囲にいた同じフィギュア女子で五輪初出場となった安藤美姫(18)=中京大中京高3年=や、同男子の高橋大輔(19)=関大=と音楽にあわせて躍る姿もみせた。

勝利の直後から数々の祝福を受け、この日もトリノ市があるピエモンテ州などから金とダイヤモンドでつくられた5万ユーロ(約700万円)相当のティアラ(王冠形の髪飾り)を贈られた。長野五輪から8年を経て臨んだ2度目の五輪でつかんだ“女王”の称号。大きな手土産を持って、28日、凱旋帰国する。