2006.02.10 更新
安藤美姫、単独集中作戦で金獲り集中!
単独行動で調整することを決めた安藤。プレッシャーに負けない(秘)戦略だ
トリノ五輪フィギュアスケート女子代表の安藤美姫(18)=中京大中京高=が、荒川静香(24)=プリンスホテル=と村主章枝(25)=avex=とは別の日程で調整して本番(21、23日)に臨むことになった。
荒川と村主は11日にクールマイヨール入りし、14日にトリノに移動。一方、安藤は13日に練習拠点の米国クリーブランドからクールマイヨールに入り、フィギュア代表選手では最も遅い16日にトリノに移動する。事前合宿地のクールマイヨールで単独練習できるスケジュールを組んだわけだ。
これには2つの理由がある。1つはフリーの新プログラム「蝶々夫人」を完璧に仕上げるためだ。昨年末の全日本選手権後、安藤はフリーの楽曲をスローな「マイ・ファニー・バレンタイン」からメリハリのある「蝶々夫人」に変更する決断をした。しかし、1月9日に右足小指の骨折が発覚。米国行きの日程が当初の予定よりもずれ込み、同20日に日本を発った。集中できる環境で1日でも多く練習を積みたいという思いがある。
もう1つはメンタル面だ。安藤は緊張しやすい性格。昨年末のGPファイナルや全日本選手権でも、浅田真央らライバルを意識するあまりプレッシャーで自滅する結果となった。トリノの滞在期間を短くすることで、高まる緊張を抑えたいという思惑もある。
「長くトリノにいるとだれてしまう危険性もあるし、逆に緊張しすぎてもいけない。彼女には色々な意味で、新鮮さが必要。新しいプログラムだし、新鮮さを表に出して滑ってもらいたい」と城田憲子強化部長。フレッシュな気持ちでフレッシュな演技を。メダル獲得へ、安藤が単独集中作戦を進める。
(片倉尚文)
★「夏と比べ別人」大輔パワーUP
男子代表の高橋大輔(関大)は7日にクールマイヨール入りし、8日の練習を公開した。3回転半ジャンプを決めたほか、スピンのスピードなどもアップ。「本番(14、16日)では金メダルを目指す」と言い切った。「(氷上練習前後に)陸トレを多く取り入れたことで、体幹が強くなったし、スピンも速くなった。夏と比べると別人」と、高橋を指導する長光歌子コーチも自信を見せた。

