2006.01.06 更新
美姫、4回転成功!…代表選手が練習を公開
五輪会場で練習する安藤美姫。4回転も成功するなど、本番への調整は急ピッチだ=共同
【トリノ4日=国際電話】トリノ五輪フィギュアスケート日本代表4選手が4日、五輪会場のパラベラ競技場で練習を公開した。安藤美姫(18)=中京大中京高3年=はフリーの新プログラム「蝶々夫人」に合わせた練習は公開しなかったが、曲をかけない練習では4回転サルコーを1度成功。本番に向け、急ピッチでフリーの演技づくりを進めている。
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安藤はフリーの新演目「蝶々夫人」を公開しなかった。曲に合わせた練習はショートプログラムの「戦場のメリークリスマス」だけ。まだ、振り付けが完全に固まっていないためフリーの公開を控えた。それでも表情は明るい。「(五輪会場は)そんなに大きくなくて滑りやすい。氷も自分の好きな硬さ」と笑顔で答えた。
先月25日に五輪代表に選出された後に、フリーの曲を変える決断をした。これまで使用してきたのはジャズの名曲「マイ・ファニー・バレンタイン」。抑揚の少ないスローテンポな曲で、今季は2、4、4、6位と不本意な成績が続いているため、五輪開催地イタリアの作曲家、プッチーニが発表したオペラの傑作「蝶々夫人」で勝負を懸けることにした。
練習では振付師のウィルソン氏とジェンキンス・コーチが付きっ切りで指導。まだジャンプを入れていない状態で、演技の構成を詰めている段階だが、もちろん女子でただ1人跳べる4回転サルコーを繰り出す構えだ。
この日の練習では3度トライして1度成功。新プログラムに4回転を採り入れられればメダル獲得が現実味を帯びてくる。「気持ちよく練習していけば確実に(4回転を)跳べるようになる。自信をつけてトリノに戻って、跳べたら嬉しい」。五輪では新たな安藤が見られるはずだ。
★村主&荒川、順調に練習こなす
ともに2度目の五輪となる村主章枝(avex)、荒川静香(プリンスホテル)は順調に練習をこなした。荒川は演技構成を確認しながらの練習で、「結果よりも自分の滑りに集中したい」とマイペースを強調。村主は海外メディアの質問に「日本のファンはメダル獲得を望んでいると思うけど、目標はすべての瞬間を楽しむこと」と流暢な英語で答えた。
★クワンが全米選手権欠場
【ニューヨーク4日=共同】フィギュアスケート女子のミシェル・クワン(米国)が4日、右脚付け根の故障のため9日から始まる全米選手権を欠場すると発表した。世界選手権5度、全米選手権9度優勝のクワンは、先月17日の練習中に右内転筋を痛めていた。
フィギュア女子の五輪米国代表枠は3人。同選手権は2月のトリノ五輪の代表選考会を兼ねているが、五輪の有力なメダル候補であるクワンが、特例で五輪代表に選ばれる可能性は高い。

