本文へ
アルペンクロスカントリージャンプノルディック複合フリースタイルスノーボードスピードスケートフィギュアスケートショートトラックバイアスロンボブスレースケルトンリュージュアイスホッケーカーリング

2005.12.05 更新

 

美姫&中野が華麗な舞い!エキシビションにうっとり

安藤美姫

前日は2度の転倒も、一夜明ければ…。GPファイナル出場を決め、代表選考レースを一歩リードした安藤はリラックスの笑顔(撮影・岡田亮二)

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦NHK杯最終日(4日、大阪なみはやドーム)織田の逆転優勝で、前日の女子で優勝した中野友加里(早大2年)とともに日本勢がアベックでGP優勝。史上初の快挙となった。その中野は4日、エキシビションに登場。水色の衣装で「アメージング・グレース」を優雅に舞った。さらに、場内のアンコールを受けて3回転ジャンプを披露し、大きな拍手を浴びた。「1位でエキシビションに出場できたことは本当にうれしい。アンコールは初めてだったし、楽しかったです」。

GPシリーズ初優勝を飾り、興奮でなかなか寝付けなかった。友人からの祝福コールも相次ぎ、優勝の喜びを改めてかみしめた。次なる戦いは出場が決まったGPファイナル。日本スケート連盟の城田憲子フィギュア強化部長も「これまでの努力が実り、花を咲かせつつある」と評価するトリノ五輪代表候補の“新星”。「しっかり練習をしてコンディションを整えて臨みたい」と女子3枠の生き残りに意欲をみせた。

★美姫が舞った!GPFで繰り出すぞ4回転

女子4位の安藤美姫(中京大中京高)もエキシビションに出場。2度の転倒、ミスを連発した前日のフリーとは打って変わって、この日はリラックスした表情で演技し、観客から大きな拍手を浴びた。GPファイナルまでは国内で調整、来春に進学する中京大の面接にも臨む。GPファイナルでは、世界の女子でただ1人跳べる4回転サルコーを繰り出す予定で、今大会4位の悔しさを晴らす。


■どうなるGPファイナル

トリノ五輪を占う今季前半のGPがNHK杯で終了し、日本は五輪代表3枠を争う女子が初めて全6戦、しかも出場6人全員が表彰台に立った。1枠の男子もGP2勝と気を吐いた。だが、演技得点を比較すると、2勝のスルツカヤ(ロシア)は、年齢制限のために五輪出場資格のない15歳の浅田を2戦合計で35.16点引き離し、安藤とは67.54点差、中野とは85.98点の大差をつけた。GP欠場のクワン(米国)ら実力者も新採点対策を練っている。代表争いが先行した日本勢は、新技や大技を試す余裕がなかっただけに、城田強化部長は「ファイナルは中身の濃い演技をして、もっとアピールしなければ」。五輪のメダル獲得に向け、“前哨戦”で真価が試される。