2006.02.25 更新
快挙から一夜明け、荒川「実感わいてきた。すごいこと」
金メダルを獲得した荒川は快挙から一夜明けた24日、同日夜(日本時間25日未明)に行われるエキシビションに備えて、朝からパラベラ競技場で練習した。取材などをこなして、睡眠は約1時間しか取れなかったという。練習終了後、関係者を通じ「メダルを見たりしていたら、実感が少しずつわいてきた。(五輪のフィギュアスケートで初の欧米以外の優勝者となり)すごいことだと思う」と感想を述べた。エキシビションでは女子の優勝者として最後から3番目に演技する荒川は、女性ボーカルのしっとりとした曲に合わせ、ジャンプは跳ばずに軽く調整した。
■日本フィギュア五輪挑戦史
荒川が悲願を遂げた。日本にとって五輪挑戦70年での頂点到達だ。戦いの歴史は、戦前の36年ガルミッシュパルテンキルヘン大会に始まる。年齢制限がなかった当時、小6の12歳、稲田悦子が10位と健闘した。初の入賞は64年インスブルック大会で、稲田がコーチで育てた福原美和が5位に。80年レークプラシッド大会では渡部絵美が6位だった。
88年カルガリー大会では、伊藤みどりが5位に入賞。92年アルベールビル五輪では五輪女子初のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させて銀メダル。冬季五輪の日本女子で初めて表彰台に立った。94年リレハンメル大会で佐藤有香が5位、前回ソルトレークシティー大会では村主章枝が5位でつないだ。

