2006.02.24 更新
荒川、今季限りの引退示唆−メダリスト記者会見
【トリノ24日共同】トリノ冬季五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得した荒川静香(プリンスホテル)が23日の競技終了後に行われたメダリストの記者会見で、今後に関して「これからはアイスショーなどで滑っていけたら幸せ。だれかに見たいと言ってもらえるようなスケーターになりたい」と話し、今季限りの引退を示唆した。
3月の世界選手権(カルガリー=カナダ)代表に決まっているが「いまは出るつもりでいるけど、まだ分からない」と明言を避けた。
★晴れやかに記者会見荒川選手−続けてよかった
トリノ冬季五輪フィギュアスケート女子で23日、金メダルを獲得した荒川静香選手(24)=プリンスホテル=は金メダルを首にかけて記者会見に臨んだ。すっきりと晴れやかな表情で答えた。
―今大会、日本がメダルなしというプレッシャーはあったか。
「まさか私が取れるとは思っていなくて、プレッシャーはなかった。メダルを手にしてびっくりしたし、それが第1号になってよかった」
―2004年の世界選手権優勝に比べると。
「あの時もまさかのメダル。今回もメダルというより、スケート人生の中で最高の舞台にしたいという思いが強かった。あの時とも似ているが、滑っていて、今ここで滑れることがスケート人生の集大成になるなと不思議な感じがした」
―フリーの曲目「トゥーランドット」に後押しされた。
「大いにある。この曲で世界チャンピオンになれたし、スケートが楽しいと思った転機の時の曲でもあった。今回、それで最高のものに手が届いた。終わってから運命を感じた」
―一度は引退を決意しながら、引退しなかった理由は。
「もう一度、満足して達成感を持ってやめたいと思った。本当に今、続けてきたことがよかったと思うし、続ける道をつくってくれた周りの人すべてに感謝したい」
―今後やりたいことは。
「アイスショーなどで滑っていければ、幸せなこと。1日でも長く、見たいと思ってもらえるスケートを滑っていけたらいい」

